生成AIで、コンテンツは爆速量産できてしまう
HPのコラムやブログ記事、SNS投稿など、コンテンツを作るのは大変ですよね。
ネタを集め、取材や調査を行い、文章を書き、画像や動画を制作し、編集や校正もしっかりやり、それを定期的に続けていく。
かなりの労力がかかります。
私自身、週1回の投稿を心掛けており、なんとか1年半継続できておりますが、試行錯誤の連続です。
そんな中、生成AIを使えば、コンテンツは爆速量産できます。
それを指南するサイトや業者がたくさんいますし、
利用する事業者さんもたくさんいます。
私が中小企業診断士・Webマーケターとして事業者さんを支援する中で、AIで爆速量産したホームページやコンテンツを拝見する機会が多々あります。
しかし、そういうページの多くが、「見られていない」「検索してもたどり着けない」です。
アクセス解析してみると、アクセス数が半年間で一桁しかなかったり、
社名・サービス名・記事内容で検索してもちっとも上がってこなかったりします。
正直、やっぱりな・・・と思います。
なぜなのか?
下記で解説します。
AIでコンテンツ量産、の罠。それでアクセスが稼げるか?
ホームページやコンテンツを作って公開する目的は、「AIで簡単に、それなりのクオリティのページを作ること」なのでしょうか?
違いますよね。
「自社の魅力をきちんと伝えること」「多くの人に届けること」のはずです。
AIで簡単に量産したコンテンツは、「どこかで見たような内容」になりがちです。
尖った魅力や目新しさ、良い意味での引っ掛かりが出にくく、埋もれてしまいます。
結果、アクセスを稼ぐことが出来ません。
また、そういうコンテンツはGoogleなどの評価が低く、おすすめされにくいので、検索しても上がってきません。
2026年のサッカー男子ワールドカップの時に、偽サイトが4-5万湧いて出たそうです。その多くが、偽のチケット販売や、偽の動画視聴などのサイトで、個人情報やクレカ番号を盗むためのフィッシングサイトも多かったようです。AIで爆速量産したサイトが多いだろうと推測されます。
そういうサイトが検索上位に来たら困りますよね。
Google側も、「AIだけで作ったコンテンツ」は見抜けるようになっているので、そういったサイトは信頼度が低い、と判断します。
Google公式の見解
Google公式サイトで、「Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する」という内容が公開されています。
→こちら
Q;生成 AI 検索でも引き続き SEO は有効ですか?
A:手短に言えば、有効です。
効果的な手法として、
オーディエンスにとって価値があり、独自性のあるコンテンツを作成する
という点を第一に挙げています。
独自の視点、有用で信頼性の高い情報、ユーザーを第一に考える、読者の役に立つコンテンツを整理する、などがSEO(検索上位を取るための対策)に有効だとはっきり見解を示しています。
逆に、小手先のテクニックは不要である、ともはっきり言っており、コンテンツ作成の補助に生成AIを使っている場合は、必ずGoogleの基準やポリシーを満たすように、と注意しています。
SEO、AIO 効果を求めるなら、【急がば回れ】
つまり、というリターンを求めるのなら、それなりの投資が必要ということです。
・リターン:アクセス数、検索表示上位、コンバージョン率など
・投資:高品質なコンテンツ制作、正しいSEO対策のための労力、スキル、時間
生成AIは便利ですから、アイディア出し、校正、キーワード探しなどのアシスタントとしてどんどん活用していきたいですが、あくまで「アシスタント」として使ってほしいです。
コンテンツ作成を生成AIで爆速量産してそのまま出すのは逆効果です。
マーケティングやSEO・AIOはそんなに甘くありません。
Webマーケティングは、意外なくらいに地味な作業の連続です。
「自社の魅力をきちんと伝えること」を考え抜き、コツコツやり続けることが、結局はアクセス獲得への近道です。

